普通のスーツと何が違う？コットンスーツってなんだろう？
コットンスーツとは
そもそもコットンスーツとは何か。。。皆さんはきちんと“コットンスーツ” を説明できますか？
これを説明するには、まず皆さんが普段、何気なく着用しているスーツの素材を知ることから始めると良いでしょう。
一般的に皆さんが着用しているスーツはウール（羊毛）の生地によって作られています。
それに比べ、コットンスーツはその名の通り、コットン（綿）の生地にて作られているスーツの事を指します。
ウールのスーツと比べて、コットンスーツは何が違うのか。着用にあたって、どのようなメリットや注意点があるのか…。
この後の説明にて、コットンスーツの魅力に迫っていきますので、ぜひお付き合いください！
コットンの特徴
コットンとは
「綿（コットン）」とは、一般的にアオイ科ワタ属の植物から取れる「ワタ」からできる木綿（もめん）を指します。
「ワタ」の木の実を守る役割を持つ、白いフワフワとした「種子毛（しゅしもう）」が綿（コットン）になります。
皆さんも写真のような、白いフワッとしたものを一度は目にしたことがあると思います。
コットンの特性
・肌触りがよい
とても柔らかな繊維ですので、獣毛のように肌に当たってもチクチクする嫌な感触がありません。下着によく使用されるのも納得です。
・吸水性と通気性が高い
天然繊維であるコットンは、化学繊維に比べて吸水性・通気性が高く、一年中快適に着られるという特徴があります。
・染色しやすく発色性も高い
コットンは、さまざまな染色方法で色をつけられ、発色性が高いという特徴があります。そのため、コットンアイテムはカラーバリエーションが豊富です。
・価格帯が安い
ほかの天然繊維よりも価格が低い傾向があり、ウール生地より幾分か安価のものが多いですよ。
コットンスーツ がメリットは？
年中着られる万能生地
コットンスーツは、涼しげな印象を持っていることから、 “春夏専用” のスーツと考えている方が多いようです。
しかし、コットンは ウール生地と同様、重さや厚みによって、“春夏用” “秋冬用” “オールシーズン用” と分かれ、年中着られる万能生地なのです。
その中でも春夏に特化したコットン生地は、とても爽やかな印象と着心地を与えてくれますので、暑い季節にぜひ着ていただきたいスーツとなります。
楽しいカラー選び！
前述したようにコットンは、染色しやすく発色性が高い特性を持っているため、生地の種類には色の明かるいモノがたくさん！カラーバリエーションがとても豊富に揃っており、生地選びがとにかく楽しい！しかしコットンスーツのオススメは、アースカラーと呼ばれる自然なカラー。カーキやベージュなどの素朴な色合いのスーツがとてもかっこいいですよ！
着るだけでカジュアルなお洒落が楽しめる！
ウール生地のスーツのようなドレッシーな印象とは違い、ややカジュアルな印象のコットンスーツ。重要なビジネスシーンでは着用不可の可能性もありますが、昨今のビジネスカジュアルにはうってつけ！程よいカジュアルダウンが楽しめ、着れば着るほど、生地が柔らかく、自分の体へ馴染んでいきます。また、着込みことによって生まれる、コットンならではのくたっとした表情がまた渋い。自分だけの1着に育っていく！といった感じでしょうか。
様々なコーディネートが楽しめる！
コットンスーツは、ジャケット単体、パンツ単体でも着用することができる優れもの。あらゆるアイテムと自由に組み焦ることで、着こなしの幅がとても広がります！
コットンジャケットにウールパンツ。ウールジャケットにコットンパンツ。その他デニムとの相性も良いですよ！
コットンスーツを扱う上での注意点
・過度なシワにはアイロンを！
シワを楽しむコットンスーツでも、ひどくついてしまったシワや、掛けずに適当に放置してしまった際にできる、着用に伴わないシワは、アイロンで綺麗にする必要があります。過度なシワはだらしない印象にみられてしまう事もあるからです。
・臭い対策
暑い季節に着れば当然汗などがスーツに付着し、臭いの原因となり得ます。
そんな時は、臭いの原因となる菌を、直接消毒する無臭の除菌消臭剤（次亜塩素酸水）などを吹きかけ、直射日光の当たらない、風通しの良い場所に干しておくと良いでしょう。
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【まとめ】春夏にはコットンスーツを着るべし！
・コットンスーツは生地によっては年中着れるが、春夏は特に爽やかでオススメ！
・選べるカラーが豊富で着たい色が見つかる！
・単品使いができるので、コーディネートの幅がとても広がる！
良い事づくしのコットンスーツ！ぜひ今季はあなたもトライしてみてはいかがでしょうか！？