こんばんは。BRUNO sartoria Giotto(ブルーノ)の井田です。
本日は少々マニアックな内容となりますが、お付き合いください・・・(笑)
本日はお話しさせていただくのは、スーツのデザインについてです。スーツの旬なデザインや旬なサイズ感というものは、時代と共に変化を遂げて今日につながっています。その大きな流れの中でここ最近は、ビタビタに小さいサイズでスーツを着るのはやめましょう!パンツにはプリーツを入れましょう!などと呼びかけて参りました。
簡潔にいうと、本来スーツ着用時に求められる”優雅で品のある姿”を取り戻そうといった着こなしが、現在の主流です。
それに伴い、この春夏シーズン終わりから、少しずつ提案させていただいておりますのが、タイトルにもありますように”ゴージラインの高さ”についてなのです。
※ゴージライン・・・スーツのラペルの上襟と下襟の縫い目を「ゴージライン」と呼びます。
【どちらが正解!?】現代におけるゴージラインの高さ。
ここで並んだ2着のスーツをご覧いただきます。ゴージラインを比べてください。
ゴージラインが、右のスーツはとても高く、左のスーツは高めではあるものの、右のものよりはやや低くなっております。
どちらが正解というわけではありませんが、ゴージラインの高さ変わることで相手に与える”印象”は異なってきます。
ゴージラインが高いとシャープで若々しい印象。低くなれなるほど、落ち着きがあり、貫禄のある雰囲気。と(大まかには)言えます。
一般的にビジネスマンが着用するスーツであれば、右の高めのゴージラインで間違いはありません。
とても低いゴージラインのデザインと比べれば、ゴージは高い方が現代において圧倒的に良い見え方をします。
少しだけゴージラインを下げた、落ち着いた印象のデザインも魅力的。クラシカルで少しファッション寄りな気もします。
実はこの春夏の終わりから、提案させていただいておりますのが、こちらのゴージラインなんです。正直マニアックすぎてどうでも良いと思われそうですが、我々的には”気分”な高さです。
もし、ゴージラインについて最も詳しく知りたくなった!という方がいらっしゃいましたら、ぜひオーダーの際にお気軽にご質問くださいませ。また、他のディテールについてもわかる範囲でお答えしますよ。
それでは今週末もぜひBRUNOへ!!
静岡でオーダースーツを創るなら”BRUNO”
向き不向きより”前向き”に。
※週末は店内が大変混み合います。既にご予約をいただいております時間帯もございますので、オーダースーツ・新郎衣装の採寸やご相談でのご来店の際は、予めご予約をお願い致します。
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