こんばんは。『BRUNO sartoria Giotto』（ブルーノ）の井田です。
今日の静岡も寒いですね。そんな気候にもかかわらず、結婚式のためのモーニングを創りに来てくださったF様、遠いところありがとうございました。結婚式衣装の打ち合わせは、当のお二人やご家族の幸せをおすそ分けしていただいている気がして、私自身とても楽しいひとときです。結婚式を控えている皆様はぜひコチラをご覧くださいね。

さて、本日はBRUNOの公式アカウント（←ぜひチェックしてください）もある、インスタグラム内にてこんなお言葉が。昨年4月にお越しいただいた、ファッションディレクター干場義雅さんの投稿です。
「若いうちは何を着ていても、若さで許されるけど、男の人は歳を重ねるに連れて良いスーツを着ていくといいのよ。20代より30代。30代より40代ってね。50代に差し掛かると、髪や髭に白いものが混ざってくるでしょ。そうするとネイビーはもちろんだけど、ミディアムグレーのスーツが似合うようになるの。それもフランネル素材のね。なぜならグレーって、黒の中に白が混じり合ってなって出来ているからなの。流行なんて気にせず、男は王道のスーツが似合うようにならなくちゃ。本当に素敵な男はね、目立たない普通のスタイルをしていたって、中味から滲み出るものがあるの。だから、あなたが歳を取って、グレーフランネルのスーツが似合うようになったら付き合ってあげるわ」。 20代の頃に、ある女性から言われた言葉は僕の心の中にずっと残っている。グレーフランネルのスーツが似合うようになりたいと思って、この15年ぐらい、冬になるとずっと着続けていることを、ミラノの馴染みの店でパスタを食べながら思い出した。

こんなこと言える女性がいることにも驚きますが、心に染みました。”本当に素敵な男はね、目立たない普通のスタイルをしていたって、中味から滲み出るものがあるの”という部分、心にとめておきたいと思います。
”向き不向きより前向きに”それではまた明日。