こんばんは。BRUNO sartoria Giotto(ブルーノ)の井田です。
今週の木曜日は楽しみにしていた出張採寸。大阪へ行って参りました。今回のご依頼いただきましたのは、なんとプロ野球”オリックスバファローズ”の吉田一将投手(背番号14)。嬉しい限りのご依頼であったんですが、またなぜこんなご依頼があったのかと言いますと、実は私の大学時代の野球部の後輩なんです。それを差し引いても数多くあるオーダースーツショップからBRUNOを選んでもらったことに感謝感謝ですね。
採寸会場も個人的には興味津々の、オリックス・バファローズ選手寮兼クラブハウスの”青濤館”。建物自体は新設されておりますが、”青濤館”といえば過去には、あのイチロー選手も過ごした寮で有名ですね。なんだかワクワクしちゃいます。
その応接室をお借りしまして、早速生地選びからスタート。
ウェイトトレーニング直後の短パンTシャツ姿がアスリートらしい(笑)
思っていた以上に真剣な生地選び。先輩風を吹かせて勝手に決めてやろうくらいのことを思っていましたが、あまりにも真面目に生地を選ぶので、きちんとアドバイスさせていただきました(笑)。全国各地にて週2カードの試合があるプロ野球選手はやはり移動の多い職業。スーツは試合間の移動の際は必ず着用、契約更改の重要なシーンでも着用するとのことで、意外と出番が多いそうです。ここ最近はSNSが浸透し、ファンが盗撮→そのまま投稿のようなこともあり、普段着からスーツまで、装いにも気が抜けないようです。
そしてこの吉田選手、現在191cm・97kgの超巨体。正直手持ちのサンプルゲージでは絶対に着ることができないだろうなと思っていたんですが、はいこの通り。なかなか綺麗に着れています。もちろんここから調整させていただき完璧な”オーダースーツ”を創ります。
今回の出張採寸。本当に良い1日となりました。というのも、もともと私が洋服の世界に入ったとき「プロ野球選手をよりカッコ良くしたい」という夢があったんです。今回の吉田のようにお洒落に興味がある選手であればいんですが、スポーツ界でも特に野球選手の洋服って、センスが悪くてカッコ悪い印象があります。サッカー選手はあんなにも軽やかにスーツを着こなすのに、野球選手はどうして野暮ったく、悪そうに見えたりするのだろう。そんなプロ野球選手たちにどうにかカッコイイスーツや洋服を紹介したいと日々思っていたものです。
ですから、今回こうして幸いにもセンスの良い後輩に恵まれ、スーツ製作依頼をもらい本当に嬉しく思っています。自分で言うのも・・・ですが、数あるスーツ屋の中からBRUNOを選ぶって、吉田選手本当にファッションセンスがありますね。さぁこれを良い機会とし”プロ野球選手改造プロジェクト”始めます。乞うご期待。
静岡で”オーダースーツ”を創るならBRUNO。
向き不向きより”前向き”に。
P.S.
明日は大阪出張・後編。〜焼肉を食べに行こう〜