こんばんは。BRUNO sartoria Giotto(ブルーノ)の井田です。
本日も完成したスーツを紹介させていただきます。こんなにも暑い(静岡:38度)ので、可能な限り涼しげなスーツをピックアップさせていただきました!!
【ビジネス】オーダースーツ DRAPERS/ドラッパーズ WOOL75% SILK15% LINEN10% 200g
DRAPERS/ドラッパーズ
社名である『DRAPERS』とは、英語の『DRAPER=服地商』、イタリア語の『DRAPPERIE=服地』、『PER SARTI=仕立屋のための』などを掛け合わせて作られており、仕立屋のための服地商という意味が込められています。
DRRPERSはマーチャント(卸商社)であり生地を作るメーカーではありません。イタリアをはじめヨーロッパ各国の生地メーカーに、DRAPERS社のコレクションとして提案する生地を織らせています。DRAPERSが評価されているのは生地のクオリティはもちろんですが、それ以上に“DRAPERSが選んだ”という信頼感によるところも非常に大きいと言えます。
今回のこちらの生地もありそうで、なかなかないウールシルクリネンのスーツ生地。ウェイトは200gとスーツ生地の中でも最軽量クラス。私の経験上、涼しそうだからという理由でリネンミックスの生地を選ぶのはいいんですが、案外ウェイトを見落としてるパターンが多いです。涼しさ重視であるのに、重めの生地を選んでしまうと分厚いスーツが仕上がり、着心地、見た目、ともにとても暑苦しいように感じてしまうはずです。
グレーベースにホワイトのストライプといった生地はまさに定番であり、どこのブランドのブックを開いても必ずと言っていいほど収録されています。がしかし、DRAPERSはそんな定番生地を、絶妙な色合いや素材のアレンジで驚くほどの新鮮さを表現しています。派手という訳では無く、かと言って地味な訳でもない。その真似できない塩梅の良さが、ドラッパーズらしさなんだと思います。
暑い季節のスーツは、このような軽くて涼しい生地を、ぜひ軽やかな仕立てで作ってみてくださいね!
静岡でオーダースーツを創るなら”BRUNO”
向き不向きより”前向き”に。
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