こんばんは。『BRUNO sartoria Giotto』（ブルーノ）の井田です。
本日はBRUNO”ラグジュアリーライン”から新商品のご紹介です。皆様は「セッテピエゲ」というフレーズを聞いたことがありますか？
「セッテピエゲ（伊 Sette Pieghe）」とは、ネクタイの仕様のことで、イタリア語でSette＝「７」 Pieghe＝「折り」を意味します。すなわち、７つ折りになったネクタイのことです。

写真のように、芯地を入れずにネクタイの大剣を７つに折り込むため、通常のネクタイよりもふんわりとした丸みを帯び、シルク本来のやわらかさが引き立ちます。またシルク表面に余計な加工を一切施していないため、風合いや畝となってそれが表れております。ごまかしがきかない仕様だからこそ、良質なシルクが引き立ちます。特殊な折り方のため、シルクは通常のタイの２倍の用尺を必要とし、高度な技術と手間暇がかかりますが、セッテピエゲにしか成しえない、この表情がたまりません。
セッテピエゲのルーツは、その昔に英国貴族が巻いていたスカーフといわれています。そのスカーフが時代と共に徐々に変化し、現代のネクタイの形になりました。セッテピエゲの７つ折りはスカーフを折り重ねて巻いていた時代の名残りなのです。
クラシックな正統派スタイルが再燃するなか、ぜひ1本手にしていただきたいアイテム。
BRUNOでは、国内屈指のメーカーとタッグを組み、熟練の職人の中でも、数少ないセッテピエゲ技術を持つ職人を紹介いただき、至極の一本に仕上げました。全4種にて展開。

ネイビー　レップ織りソリッド

ブラウン　レップ織りソリッド

ネイビー　バスケット織り

ブラウン　バスケット織り
BRUNO”ラグジュアリーライン”Sette Piegheタイ　各16,000yen+Tax　→オンラインショップ
ファッション通の方こそ、グッと心を鷲掴みにされてしまう、仕様とプライスであると思います。”セッテピエゲ”知っていた方も、知らなかった方も、まずは店頭にてお試しください。スカーフのようにふわっとしたその風合いで、Vゾーンを優雅に演出してみてはいかがでしょうか。
”向き不向きより前向きに”明日は定休日。10月21日（金）にまた会いましょう。