こんばんは。BRUNO sartoria Giotto(ブルーノ)の井田です。
エレガントな大人の男のスーツスタイルを創り上げる工程で、ポケットチーフが果たす役割は非常に大きいと思います。日本では、なかなか一般的なものとして定着しておりませんが、クラシカルな装いの世界において、チーフはきわめて正統な行為であり、細部へ行き渡るジェントルマンの配慮や優雅さのようなものを表現する意味もあります。ぜひ恥ずかしいとは思わず、チーフを挿してみてはいかがでしょうか。
ちなみ素材についてですが、フォーマル度が最も高いものが、リネン。続いてシルク、コットンやウールというように、カジュアル度が増していきます。シーンを踏まえて素材や色に変化を持たせるよ良いですね。
それでは実践編。本日は3種のチーフの挿し方を紹介させていただきます。
・TV FOLD(ティーヴィーホールド)
初心者でもトライしやすい基本の挿し方。ビジネスシーンでは写真のように、白のリネンのチーフをTVホールドで、端正に挿すのが鉄板です。シャープな印象で信頼感が増します。
・THREE PRAKS(スリーピークス)
フォーマル時に相応しい華やかな挿し方。結婚式への参列の際など、よりフォーマルなシーンに相応しい挿し方。モーニングやタキシードスタイル時もこの挿し方でOK。
・PUFFED STYLE(パフドスタイル)
胸元をエレガントに魅せる洒脱な挿し方。夜間の華やいだ場に相応しい挿し方です。レストランへのデートや、素材やカラーに注意を払えば、カジュアル使いへの応用も可能。
以上、いかがでしたでしょうか。とても簡単に、お洒落に、エレガントに変身できます。詳しい挿し方を知りたいという方は、ぜひ店頭にてご相談ください。いつでもお待ちしております。あなたが”チーフを挿さなくては恥ずかしい”となるまで、オススメさせていただきますよ。
”向き不向きより前向きに”それではまた明日。