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【ビジネスシーン】スーツの着こなしマナー 簡単5つのチェックポイント

【ビジネスシーン】スーツの着こなしマナー 簡単5つのチェックポイント



静岡市のオーダースーツ専門店BRUNO(ブルーノ)の井田と申します。本日は誰にでも簡単にチェックができる”スーツの着こなしポイントの5つを紹介させて頂きます。ぜひご参考になさってください。


【チェックポイント①・ネクタイの結び方、長さ】

第1ボタンはしっかりと留めて、ネクタイの結び目(ノット)をきちんと首元まで上げるのがビジネスのマナー。
それだけでキリッとした顔まわりの印象となります。また、おにぎりのような大きなノットは少々古い印象に見えますので、おすすめの結び方は写真のような簡単ですっきりと見えるプレーンノットです。

ネクタイの結び方は、緩んでいるととてもだらしない印象となってしまいます。ビジネスシーンににおいてマナー違反とは言っていいほどご法度です。ネクタイは、ディンプルといった”くぼみ”を作ってきちっと結ぶと、よりきちんとした印象の着こなし、スーツを着慣れたように見えて、とてもかっこいいです。
また長さに関しては、ネクタイの大剣(太い方)の先端が、パンツのベルトに少しかかった程度の長さが理想となりますので、着こなしのマナーとして合わせて覚えておきましょう!

またネクタイの太さはジャケットのラペル幅と”同じか細い”とバランスが良く見えます。ネクタイ選びの際には、ご自身が着用しているスーツのラペル幅を確認してから購入しましょう。
大人の男性はビジネスシーンにて、しっかりとネクタイを結べることは、最低限の着こなしマナーと言えるでしょう。
我々のような30代、40代の男性ならできて当然と思われますが、実際には出来ていない方も大変多くいらっしゃいます。
きちんとした結びで、他人との差をつけましょう。

プレーンノットの結び方を実践してみましたので、ぜひ参考にして練習してみてください。

 

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【チェックポイント②・ボタンの留め方】

ボタンの留め方にマナーが存在するわけがないと思ったあなたは減点1。
特にボタンを全て留めている方には、はっきりと言わせていただきますが、それはビジネスに関係なく完全に野暮です(笑)
まずマナーとして一つ覚えておくのであれば、ジャケットの一番下のボタンは必ず外すこと。これはジャケットだけではなく、ベスト着用時も同じです。ベストのフロントボタンは通常4〜6個のデザインですが、いずれも一番下のボタンは開けるようにしましょう。
これには諸説ありますが、ルールという説もありますし、それ以上にウエアをのシルエットをエレガントに見えるためという意味もあります。
全てのボタンを留めなくては”ビジネスマナー違反!!”ということは全くありませんのでご安心ください!

※これも諸説ありますが、ダブルブレストスーツ時のボタンの留め方例↓

【チェックポイント③・パンツの裾の処理】

結論から言えばビジネスシーンではダブル(折り返しのあるデザイン)が無難でしょう。
裾部分に生地の分量が増えますので、ちょっとした重石となり、それがパンツ自体を下方向へ引っ張るような作用が生まれ、脚のシルエットをより綺麗に見せる効果があります。
また、フォーマルシーンのマナーではシングル(折り返しのないタイプ)が一般的には相応しいと言われています。

【チェックポイント④・後ろ襟への配慮】

ジャケットやシャツの形状などにもよりますが、一般的にシャツの襟はジャケットの後ろ襟とフィットしていて、そこから2cm程度見えている状態がバランスが良いとされています。
シャツの後ろ襟がジャケットに完全に隠れてしまったり、ジャケットの後ろ襟とシャツの襟の間に隙間が合っても、少々間抜けな印象になるので注意がすると良いでしょう。
細かな点に思いますが、ビジネスシーンの着こなしという面では、とても重要なチェックポイントであると思います。

動画にて後ろ襟に関して、悪い例→良い例を説明しておりますので、ご参考になさってください↓

【チェックポイント⑤・小物の選び方】

ここまでのチェック項目を完璧にしたスーツの着こなしでも、ちょっとした小物選びのミスでかっこいいスーツ姿も台無しです。
まずは靴下の選び方。簡単に言えばスーツを着用する際は、くるぶしソックスのような肌が見える靴下は避けるのが無難でしょう。
脚の肌やすね毛が見えるのは完全にマナー違反。何より女性達に不快な思いをさせかねません。
脱毛サロンへ通う男性も急増しているほどですから、あなたが思っている以上に”すね毛が見えてしまう”ことはアウトです。マナー以前のエチケットの問題ですね。


そして、スーツスタイルとは切っても切れない関係である革小物。細かいウンチクはあるものの、まず皆さんに基本のマナーとして覚えておいていただきたいものが、シューズとベルトは革の種類と”色を必ず合わせる”ということです。
これができているとできていないとでは、ビジネスにおいてスーツ姿の印象が大きく異なります。
まとまりのある色使いは落ち着いた大人の男性を想像させます。すなわちビジネスにおいても信頼できる人間に見えるわけです。

【チェックポイント応用編・ポケットチーフの選び方】

最後に応用編。結婚式や、お子様の入学式・卒業式など、節目節目にある華やかで正式なシーンには、ポケットチーフをスーツの胸ポケットに挿すのマナー。
そこでスーツ初心者におすすめできるのが、”ホワイトのリネンのポケットチーフ”です。フォーマル度が最も高く、派手な印象もなく、とてもトライしやすいポケットチーフです。卒入学式やビジネスシーンでは、TV FOLD/ティーヴィーフォールドという、ポケットチーフの端が少しだけ胸ポケットが覗く挿し方。
結婚式などでは、THREE PEAKS/スリーピークスと呼ばれる、ポケットチーフの角を3点、胸ポケットから華やかに見せる挿し方がとても良いでしょう。

TV FOLD/ティーヴィーフォールドは簡単なポケットチーフの挿し方です。ぜひお試しを↓

まとめ スーツの着こなしマナー ”簡単5つのチェックポイント”


ネクタイの結び目(ノット)をきちんと首元まで上げる
ジャケットの一番下のボタンは必ず外す
ビジネスシーンではパンツの裾はダブル
シャツの襟はジャケットの後ろ襟とフィットさせる
肌が見えるソックスNG。シューズとベルトは革の種類と”色を必ず合わせる”

最低限のスーツの着こなしビジネスマナーのご紹介でした。この5つに限らず、清潔な容姿、紳士的な振る舞いができて、完璧なスーツスタイルではないかと思います。
ぜひ今回の簡単な5つのチェックポイントを心に留めつつ、ご自身のビジネススタイルに磨きをかけていってくださいね!!

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