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【新しいBRUNO】国内最高峰ファクトリーとの取り組みについて 〜その3〜

こんばんは。BRUNO sartoria Giotto(ブルーノ)の井田です。

いよいよサイズサンプルの入荷も近づいてまいりました。到着が楽しみです!
先日からお伝えしておりますように、この冬よりBRUNOでは、強い拘りを求めるお客様に満足感のあるスーツを提供させていただけるよう、国内最高レベルのファクトリーとタックを組むこととなりました。

一言で表すのであれば、、、

”洋服好きのための洋服”

今回は新規ファクトリーの魅力をご紹介する第3弾であります。少しマニアック度が高まりますが、皆様ついてきて下さいね!!

 

◯肩イセ


肩イセとはスーツの前の部分(前見頃)とスーツの背中側の部分(後ろ見頃)の肩を縫製する際に、イセ込んで縫い合わせることを言い、ジャケットの前肩の膨らみ(ゆとり)を作る工程です。
肩の長さが違う前見頃と後ろ見頃(後ろの方が長い)を縫い合わせる際に、アイロンでクセをとりながら縫い合わせるので、自然と前方へカーブし、肩の前側にゆとりが生まれます。
BRUNOのオーダースーツは現在展開しておりますラインでも、当然肩イセを入れておりますが、新規ファクトリーのオプション仕様では、その”イセ量”を最大限まで増やすことができるようになります。
人間の体は構造上、誰しも肩が前に出ており、日本人はその特徴がより顕著に出ています。肩イセを増やして前肩にすることで、より肩周りに違和感無くフィットをして着心地が格段に良くなります。また、肩の前側に十分なゆとりがあると、手を前に出した際にも引っ掛かりが少ない、後ろ襟が浮いてしまうこともありません。
私も実は度が超えるような前肩の持ち主で、実際に今着ているスーツにも完璧に満足できているわけではありません。ですから、こちらのオプションは私も大変楽しみにします!!

◯袖イセ


袖イセとはアームホールより大きな円の袖を縮めながら取り付ける際にできるギャザーを言います。その縮めている分がイセ量となり、イコール運動量の増加につながります。こちらの仕様も当然、現在BRUNOにてご案内しております工場でもできることではありますが、分量の多さであったり美しさは、更にご満足いただけるのではないしょうか。
基本的にアームホールは小さい方が腕が動かしやすくなり、袖イセを増やすことで肩廻りに余裕ができ、可動域が広がり着心地が非常に良くなります。

 

◯フルハンドステッチ


スーツの多くはAMFステッチミシンと呼ばれる”手縫い風ステッチ”を施すことができるミシンで、ステッチを入れておりますが、新規ファクトリーの場合、オプション料金をいただきますが、正真正銘フルハンドにてステッチを施すことが可能です。より手の温もりを感じることができ、雰囲気も印象も良いスーツとなります。ダブルステッチを入れることも可能ですので、ナポリの空気を纏ったようなスーツが欲しい方にも最適です。
またステッチに使用される糸は、ミシンのステッチより太い糸(30番手)ですので、無論はっきりくっきりとしたステッチとなりますので、こだわりのある方には大きな魅力となるはずです。

さて、この冬よりBRUNOにて展開いたします”新規ファクトリーの魅力をご紹介する第3弾”は、このあたりでひとまず休憩。
第4弾へと続きます。。。乞うご期待!

 

静岡でオーダースーツを創るなら”BRUNO”
向き不向きより”前向き”に。

 

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