こんばんは。BRUNO sartoria Giotto(ブルーノ)の井田です。
はい。大変お待たせ致しました。ついに準備が整いました。かねてよりお伝えさせていただいております”国内最高峰ファクトリー”のオーダースーツがついに明日(12月2日)よりご注文いただけます。
まるで”ナポリのフルハンドのスーツ”かのような柔らかな仕立てと手の温もりを感じ取れるスーツがオーダーいただけます。
BRUNO NEW ORDER SUIT
熟練の職人による手作業を多く含む工程と柔軟な体型補正。細かなディテールも選択肢も多岐にわたり、拘りの1着をお作りいただけます。本日は改めまして基本的なディテールや、新規工場だからこそ叶う仕様などをおさらい!
”貫通ダーツ”を採用
まずはフロントダーツですが、通常腰ポケットまでしかないダーツが、裾まで貫通しているのがお分かりになりますか?(見づらくてすみません)。こちらはクラシックなナポリのスーツを象徴するディテールで、スーツ好きにはたまらない仕様のひとつです。まずはこちらの”貫通ダーツ”は採用させていただくことに致しました。
また縫製工場曰く、ダーツを裾までとることでダイレクトに胸周りにボリューム感を出せるのも特徴とのこと。
”手穴(ハンドのボタンホール)”も可能
直接着心地に影響する点ではありませんが、手仕事の温もりが伝わる手穴(ハンドのボタンホール)仕様も可能。目につきやすいフラワーホールは標準で考えており、オプションにて全てのボタンホールをハンドにて対応させていただくこともできます。
細かな点ではありますが、洋服好きの方はこんな手作り感のあるスーツがたまらないものです。
◯肩イセ
肩イセとはスーツの前の部分(前見頃)とスーツの背中側の部分(後ろ見頃)の肩を縫製する際に、イセ込んで縫い合わせることを言い、ジャケットの前肩の膨らみ(ゆとり)を作る工程です。
肩の長さが違う前見頃と後ろ見頃(後ろの方が長い)を縫い合わせる際に、アイロンでクセをとりながら縫い合わせるので、自然と前方へカーブし、肩の前側にゆとりが生まれます。
BRUNOのオーダースーツは現在展開しておりますラインでも、当然肩イセを入れておりますが、新規ファクトリーのオプション仕様では、その”イセ量”を最大限まで増やすことができるようになります。
人間の体は構造上、誰しも肩が前に出ており、日本人はその特徴がより顕著に出ています。肩イセを増やして前肩にすることで、より肩周りに違和感無くフィットをして着心地が格段に良くなります。また、肩の前側に十分なゆとりがあると、手を前に出した際にも引っ掛かりが少ない、後ろ襟が浮いてしまうこともありません。
私も実は度が超えるような前肩の持ち主で、実際に今着ているスーツにも完璧に満足できているわけではありません。ですから、こちらのオプションは私も大変楽しみにします!!
◯袖イセ
袖イセとはアームホールより大きな円の袖を縮めながら取り付ける際にできるギャザーを言います。その縮めている分がイセ量となり、イコール運動量の増加につながります。こちらの仕様も当然、現在BRUNOにてご案内しております工場でもできることではありますが、分量の多さであったり美しさは、更にご満足いただけるのではないしょうか。
基本的にアームホールは小さい方が腕が動かしやすくなり、袖イセを増やすことで肩廻りに余裕ができ、可動域が広がり着心地が非常に良くなります。
◯フルハンドステッチ
スーツの多くはAMFステッチミシンと呼ばれる”手縫い風ステッチ”を施すことができるミシンで、ステッチを入れておりますが、新規ファクトリーの場合、オプション料金をいただきますが、正真正銘フルハンドにてステッチを施すことが可能です。より手の温もりを感じることができ、雰囲気も印象も良いスーツとなります。ダブルステッチを入れることも可能ですので、ナポリの空気を纏ったようなスーツが欲しい方にも最適です。
またステッチに使用される糸は、ミシンのステッチより太い糸(30番手)ですので、無論はっきりくっきりとしたステッチとなりますので、こだわりのある方には大きな魅力となるはずです。
12月2日(土)より受注開始です!
もう気になってしまって仕方ない貴方!ぜひご予約のうえご来店ください!
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
静岡でオーダースーツを創るなら”BRUNO”
向き不向きより”前向き”に。
※週末は店内が大変混み合います。既にご予約をいただいております時間帯もございますので、オーダースーツ・新郎衣装の採寸やご相談でのご来店の際は、予めご予約をお願い致します。
また、ご予約をされたお客様を優先して対応させて頂きますので、予めご承知おきくださいますようお願い申し上げます。