こんばんは。『BRUNO sartoria Giotto』（ブルーノ）の井田です。
では早速昨日の続きです。自分のオーダースーツってやっぱり自慢したくなるものですよ。

Loro piana（ロロ・ピアーナ） WOOL100% Super160’s
現在も開催中の”2016AW・Loro pianaフェア”のバンチブックからお気に入りを見つけてしまいました。強くハリのある生地より私の好みのしなやかで柔らかな生地に魅せられました。カラーは自身初となるブラウン。後回しのカラーとなってしまいがちですが1着はほしかったんです。

もちろんパンツはクラシカルにワンプリーツ×サイドアジャスター仕様。渋みがグッと増しました。ちなに今年に入ってオーダースーツを創ってくださった方のデータを紹介しますと、約95%の方がプリーツ入りパンツを選択されています。大きなトレンドの流れがプリーツ入りパンツへ移行していることがよくわかるデータです。

また先日お客様から、「他店でオーダースーツをつくったが細すぎる」というご相談がありました。これもひとつのトレンドの流れとして細すぎのスーツはやはり古いのです。当然スッキリとまとまったスーツスタイルに魅せるだけのシルエットは必要ですが”やりすぎ”は厳禁なのです。

ジャケットはラペルの上襟と肩のラインが滑らかにつながっていると非常に美しく見えます。首から肩にかけてジャケットが吸い付くような着心地をぜひお試しください。

オーダーメイドの世界は作る側（お店側）のセンスと感性、そして情報量が非常に重要です。十分なコミュニケーションをはかり、お客様と私共のイメージの差をなくすことからはじまり、常にアップデートされた情報と感性をもとに、お客様にとって最良のスタイルを提案できればと考えております。今後とも宜しくお願いいたします。
”向き不向きより前向きに”それではまた明日。