こんばんは。『BRUNO sartoria Giotto』(ブルーノ)の井田です。
生地の特性を実際に左右するのは糸番手(糸の細さ)や打ち込み(生地に織り込まれた糸の密度)と言われますが、やはりのこの品質には少々興奮してしまいますね。
FRATELLI TALLIA DI DELFINO(フラテッリ・タリア・ディ・デルフィーノ) WOOL100% Super160’sシルクのような手触りのスーパー160’sウール生地から創られたコチラのスーツは、来週結婚式を控えるK様の”オーダースーツ”です。優雅で品のあるドレープが美しく、高級感も申し分ありませんね。着用シーンにまさに相応しいスーツと言えましょう。
Super表記の意味もはっきりさせておきますが、羊毛の品質を表す数値として使われています。数値が高いほど繊維が細く、細いほど上質とされ高価となります。一般的に普段使いのスーツで良質なものとさているのがSuper110’sと言われていますから、コチラのスーツがどれだけ高品質かお分かりになると思います。
冒頭に書きました通り、生地の特性や表情は”糸番手”や”打ち込み”によって変化するものなので、Super表記に必要以上にこだわることもないのですが、とってもおきの場面で良いスーツ(高価な生地)を着たいというときには今回の生地で仕立ててみるのもいいですね。
ちなみにBRUNOオープン当日の写真。私(右から3人目)と宮原(左から2人目)がFRATELLI TALLIA DI DELFINO(フラテッリ・タリア・ディ・デルフィーノ) WOOL100% Super150’sのネイビー無地生地にて仕立てたスーツです。どうぞご参考に。
”向き不向きより前向きに” それではまた明日。